和光学童保育クラブのあゆみ

子どもたちは放課後や長期休暇をどのように過ごしたら幸せなのでしょうか。一見簡単に見えて実は難しいこの問いに応えるべく、1975年、和光小学校学童保育クラブは誕生しました。

子どもに充実した安全な放課後を、と願う保護者たちが自らの手で設立し、当時私立小学校では唯一の学童保育クラブとして発足したのち、保護者の自主運営という独自のスタイルで、現在に至るまで約40年歩んできました。

人と人の触れ合いが希薄になり子どもたちが自由に遊べる場所や時間が少なくなった昨今、1年生から6年生までが集い、遊び、けんかし、ともに育つ場として、和光学童保育クラブは注目を集めています。

最新状況

会員数 (20245月現在)

129名の児童が通っています。
(1年生26人、2年生38人、3年生27人、4年生14人、5年生14人、6年生10人)

指導員

常勤指導員]
日常の子ともたちの保育を安全、安心なものにし、一人一人が豊かに成長できるよう、指導、援助しています。

[非常勤指導員]
1日の指導員の数が4名以上になるようにシフトを組んでいます。子どもたちと関わりながら、常勤指導員を補助しています。

和光学童保育クラブの特徴

保護者と指導員による自主共同運営

和光学童保育クラブは、公立学童や民間学童のように事業主が会費を徴収して子どもを預かるサービスでなく、保護者が運営主体として指導員を雇用し、保護者と指導員が共同で運営している、自主運営組織(任意団体)です。

子育てサポート

和光学童保育クラブは、保護者の就労状況に関係なく、和光小学校に通う子どもであれば誰でも入ることができます。
たとえば、子どもが一人っ子なので異年齢の子どもたちとの関わりを多く持たせたい、外遊びや集団遊びをいっぱいさせたい、下の子どもの世話で親があまり関わってやれない、といった理由でも利用していただけます。

安心安全な環境

小学校敷地内にあるため、異学年の友だち、学校の先生、PTAで集まる保護者などによる目が行き届いている安心の環境です。1年生から6年生まで学童に在籍することができます。

学校の行事代休日との連動

学校行事と連動しているので、学校の代休日や短縮授業日に慌てることがありません。

保育時間

通常保育

月曜日~金曜日
授業終了後から1650分まで(集団下校あり)
※4月中は集団下校に指導員が付き添います。

土曜日]
開所時間: 830分(保育準備時間、登校可)
保育時間: 9時から14時まで

延長保育

月曜日~金曜日]
1650分から1830分まで

※ 延長保育時間中は、読書や宿題等をしながら室内で過ごします。
※ 低学年の児童について、保護者の了承が得られれば、延長保育の場合のお迎えは不要としています。ただしその場合、どのように下校するかについて、保護者とお子様とのあいだでしっかりと相談していただくようお願いしています。18時30分の閉所後に下校する際は、経堂駅または農大前バス停まで指導員がお送りします。
当日急きょ延長保育を希望したいという場合にも対応します。集団下校前までに学童専用携帯電話までお電話ください。

延長保育料は通常保育料金に加算されます。
(1-2年生: 5000円/月、3-4年生: 3000円/月、5-6年生: 1000円/月)

一日保育日(行事の翌日代休日など、学校が休みのとき)

開所時間:8時30分(保育準備時間、登校可)
保育時間:9時から1650分まで(延長保育は1830分まで)

※ 朝の会が始まる1000までに直接学童室へ登校してください。

運営体制

保護者と指導員の連絡

保護者の方々には、出欠予定を毎月WEB出欠表に入力していただきます。指導員や運営委員からの一斉連絡には連絡網アプリを使用しています。指導員への相談事は連絡ノートやメールでやり取りすることができます。また、月に一度発行している「保育のまとめ」や、不定期で発行している会員向け通信「おもちゃ箱」、会員保護者による「おやおや通信」などがあります。

総会

和光学童保育クラブは、各会員の会費によって指導員を雇い運営している、保護者経営、共同保育の学童クラブです。会員保護者全員が運営の主体となるため、年に二度、7月と3月に総会を開催しています。そこで保護者から役員を選出し、指導員を含めた役員会を開催し、その年度の保育方針や予算などを話し合います。総会に併せて、前年度の年間保育報告や決算報告行われます。

運営委員会、実行委員会

運営委員会(会長、副会長、書記、会計、指導員)は基本的に毎月1回開かれていますが、保育現場の問題や運営上の緊急な課題が持ち上がった際にも開かれています。その結果は日常通信や保育報告会(年3回)、総会などで会員に報告されています。

また、新入生歓迎会、学童キャンプ、秋まつり、カフェ、もちつき会、親子で6年生送る会など、各種行事の実行委員会があります。各行事に向けて必要な期間だけ活動を行い、行事を成功に導いています。